胃カメラ検査
当院の胃カメラ検査の特徴
- 静脈麻酔による「無痛」胃カメラ検査
-
当院では静脈麻酔をかけ胃カメラ検査を実施しますので、咽頭反射(えづくこと)はほとんど起こりません。眠っている間に検査が終了するので楽に検査を受けていただけます。過去に胃カメラ検査でえづき、お辛い経験をされた方、ぜひ一度当院の静脈麻酔による胃カメラ検査をご利用ください。静脈麻酔を使わない場合でも、鼻からの細いカメラを使うこともできますので、ご相談ください。
- 内視鏡専門医による胃カメラ検査
-
大きな病院などでは一般の胃カメラ検査は検査経験が少ない専攻医が担当するところもありますが、その点当院では日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医の資格を持ち、検査経験が豊富な医師が担当しますので、安心して受けていただけます。
- 「胃カメラ+大腸カメラ」の同日検査が可能
-
当院では、「胃カメラ+大腸カメラ」の同日検査が可能です。検査の準備も1日で済ませることができるのでお忙しい方におすすめです。
- 仕事帰りの胃カメラ検査
-
「胃カメラ検査を受けたいけど、仕事が忙しくて・・」という方もおられると思います。通常胃カメラは午前中に行うことが多く、お仕事との折り合いがつかず、「検査を受けたいけど受ける時間がない」という方のために、当院で平日9時~12時に加えて、平日15時〜18時、土曜日(奇数週)9時~12時にも胃カメラを受けていただけます。
経口内視鏡・経鼻内視鏡について
胃カメラ検査では、口からスコープを挿入する「経口内視鏡検査(口カメラ)」と、鼻からスコープを挿入する「経鼻内視鏡検査(鼻カメラ)」があります。当院では経口内視鏡では基本は静脈麻酔を使用します。
以下を参考にそれぞれに適した方をお選びください。
経口カメラ(静脈麻酔)が望ましい人
- 過去に胃カメラ検査で辛い経験をした人、胃カメラ検査にトラウマのある人
- 寝てる間に終わるので楽に受けていただけます。
- ピロリ菌感染がある人、ピロリ菌除菌後の人
- 胃がんのリスクが高くなるので、病変を拡大精査できる機能のついた経口内視鏡が適しています。
- 過去に経鼻カメラで鼻が痛かった人、鼻中隔湾曲している人
- 経鼻カメラは細径ですが、お鼻の通り道が狭い方(女性に多いです)、鼻中隔が湾曲している方にとっては鼻カメラはとても苦痛の大きな検査になるので、経口検査をおすすめします。
経鼻カメラが望ましい人
- 来院手段が車の人
- 静脈麻酔を使用後は運転を控えていただいていますので、来院手段が車しかない方は経鼻カメラがおすすめです。
- 画面を見ながら、医師の説明を受けながら検査をしたい人
- 今まで経鼻カメラで特にしんどくなかった人は経鼻カメラでよいでしょう。
バリウム検査と胃カメラ検査の違い
バリウム検査は胃の粘膜全体にバリウムを行き渡らせ、その流れ方から、食道や胃の変形がないかを見ます。
バリウム検査で異常が見つかったときは、改めて胃カメラ検査を行う必要があります。
またバリウム検査にはX線を使用するので、放射線の被曝もあります。
一方、胃カメラ検査は、高性能のレンズで直接粘膜を観察することで小さな異常を発見できるだけでなく、その場で細胞を採取したり、手術することも可能です。
早期発見・早期治療のためには、内視鏡検査がおすすめです。
時代の潮流として、今後の胃がん健診は現在のバリウム検査から胃カメラ検査に移行していくと思います。
次のような症状がある方は、胃カメラ検査をおすすめします
- 胃もたれ・胃の不快感がある
- 胸焼けがする
- 吐き気が続く
- みぞおちの痛み
- のどにつっかえ感がある
- 短期間で体重が減った
- 食欲がない
- 便が黒っぽい
- 貧血
- 家族に胃がん・食道がんの方がいる
- 両親がピロリ菌に感染していた
- 健診でピロリ菌感染を指摘された
胃カメラでわかる病気
胃カメラでは咽頭、喉頭、食道、胃、十二指腸の臓器を観察し、以下の病気を診断できます。
- 急性胃炎
- 慢性胃炎
- 胃ポリープ
- ピロリ菌感染
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- 胃がん
- 逆流性食道炎
- 食道カンジダ
- 食道がん
- 食道裂孔ヘルニア
- 咽頭がん、喉頭がんなど
胃カメラ検査の流れ
検査予約
Webまたはお電話にてご予約ください。
検査前日
午前検査の場合:検査前日の夕食は21時頃までに、いつもより少なめにとってください。
午後検査の場合:検査前日の夕食はいつもどおりとっていただいて大丈夫です。
検査当日
午前検査の場合:検査当日は朝食は欠食、高血圧や抗血栓剤などの定期内服薬は通常通りお飲みください。糖尿病のお薬の内服、インスリン注射は当日の朝は中止してください。
午後検査の場合:検査当日の朝食は午前9時ごろまでに済ませ、通常よりやや軽めにしてください。検査当日の昼食は欠食、高血圧や抗血栓剤などの定期内服薬は朝・昼分とも通常通りお飲みください。糖尿病のお薬の内服、インスリン注射は当日の朝・昼は中止してください。
注意点
鎮静剤を使用した方は検査当日、車・バイク・自転車などの運転はできません。
診療のご案内
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 09:00~12:00 |
● | ● | ● | ● | ● | ▲ |
胃カメラ 09:00~18:00 |
● | ● | ● | ● | ● | ▲ |
大腸カメラ 13:00~15:00 |
● | ● | ● | ● | ● | / |
午後 15:00~18:00 |
● | ● | ● | ● | ● | / |
▲ 第1・3・5土曜日:午前中のみ診療(胃カメラも午前中のみ)
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日
受付は診療終了10分前までとなります