診療時間
午前 09:00~12:00
午後 15:00~18:00

第1・3・5土曜日:午前中のみ診療(胃カメラも午前中のみ)
内視鏡検査 平日13時~15時
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

胃・大腸カメラについて詳しく
さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

胃がん

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内視鏡検査 平日13時~15時
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

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胃がんとは

胃がんは、胃の内壁から発生する悪性腫瘍の一種で、日本においても非常に多いがんの一つです。
胃の粘膜細胞ががん化し、増殖して腫瘍が形成されます。
初期症状が乏しいため、発見が遅れるケースが多いですが、早期に発見し治療することで高い治癒率が期待できます。
特に日本では胃がんの検診が普及しており、早期発見と治療による予後の改善が進んでいます。

さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

胃がんの原因

  • ヘリコバクター・ピロリ菌感染ピロリ菌に感染していると、胃粘膜が慢性的に炎症を起こし、がん化しやすくなることが分かっています。日本ではピロリ菌感染が胃がんの主要な原因の一つとされており、ピロリ菌除菌治療が予防に効果的です。
  • 食生活:塩分の多い食事や燻製食品、添加物が多い食品の摂取が、胃がんのリスクを高めると考えられています。また、野菜や果物の摂取が少ない食生活もリスク要因となります。
  • 飲酒・喫煙:アルコールは胃粘膜を傷つけるため、発がんリスクを高めます。また、喫煙も胃の粘膜を刺激し、がん化しやすくなるリスクがあります。
  • 遺伝的要因:家族に胃がんの患者がいる場合、遺伝的にリスクが高まることが知られています。

これらの原因が単独または複合的に作用し、胃がんの発症リスクを高めると考えられています。

胃がんの症状

  • 食欲不振と体重減少:食欲が減退し、急激に体重が減少することがあります。
  • 腹部の痛みや不快感:胃の不快感や痛みを感じることがあり、特に食後に症状が強く現れる場合もあります。
  • 吐き気や嘔吐:進行すると吐き気や嘔吐が見られることがあり、特に食後に強くなる傾向があります。
  • 黒色便(タール便)出血が起きている場合、血液が消化されて黒い便として排出されることがあります。
  • 貧血がんからの出血によって貧血になることがあり、疲労感や倦怠感が伴います。

これらの症状が見られる場合は、早めに当院までご相談ください。

胃がんの予防

  • ピロリ菌の除菌治療:ピロリ菌感染が確認された場合、除菌治療を行うことで胃がんの発症リスクが低減されます。
  • バランスの良い食事:塩分を控え、野菜や果物、食物繊維を豊富に摂ることで、胃の健康を保ちがんのリスクを下げることができます。
  • 飲酒・喫煙:過度なアルコール摂取やタバコを控えることが予防に有効です。
  • 定期的な検診:特に40歳以上の方や家族に胃がんの既往がある場合は、定期的な胃がん検診を受けることで早期発見が期待できます。

これらの生活習慣の見直しや、ピロリ菌除菌、検診を組み合わせることで、胃がん予防が可能になります。

胃がんの治療

  • 内視鏡治療早期の小さながんであれば、内視鏡を使用してがんを切除することが可能です。特にがんが粘膜内にとどまっている場合、内視鏡治療が適用されることが多いです。
  • 外科手術:がんが進行している場合、部分的または全摘出手術が行われます。がんの進行度によっては、周囲のリンパ節や他の臓器も一部摘出する場合があります。
  • 化学療法:手術後にがんの再発を防ぐために行われる場合や、手術が難しい場合に行われます。最近では副作用を抑えた薬剤も多く使用されています。
  • 放射線療法:他の臓器に転移した場合や、症状の軽減を目的に放射線療法が行われることがあります。
  • 免疫療法:体の免疫機能を高めてがん細胞と戦う新しい治療法で、他の治療法と併用されることもあります。

治療後も定期的なフォローアップが必要であり、再発や転移の有無を確認するため、定期的な検査が推奨されます。

最近の傾向と今後の動向

近年、胃がんの診断や治療技術の進歩により、胃がんの早期発見と治療がより効果的になっています。
特に内視鏡技術の向上によって、早期胃がんの発見が増加し、内視鏡治療が可能な患者さんが増えています。
また、ピロリ菌除菌の普及により、ピロリ菌関連の胃がんが減少傾向にある一方で、高齢者や免疫力の低下した患者さんの間で胃がんのリスクが依然として存在しています。
今後は、免疫療法や個別化医療の研究が進むことによって、より効果的で副作用の少ない治療法が期待されています。
また、遺伝的要因を把握し、家族性の胃がんリスクを早期に発見する遺伝子検査の普及も今後の課題となっています。

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