診療時間
午前 09:00~12:00
午後 15:00~18:00

第1・3・5土曜日:午前中のみ診療(胃カメラも午前中のみ)
内視鏡検査 平日13時~15時
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

胃・大腸カメラについて詳しく
さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

痔核

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痔核とは

痔核(じかく)は、肛門付近にある静脈が腫れてできる病気で、一般的に「いぼ痔」とも呼ばれます。
痔核は肛門の内側にできる内痔核と、外側にできる外痔核の2種類に分けられます。
内痔核は排便時の出血や脱出が主な症状で、外痔核は痛みや腫れを伴うことが特徴です。
痔核は成人の約50%が一生に一度は経験すると言われるほど一般的な病気です。
特に中高年層に多く見られますが、若年層にも発生することがあります。

さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

痔核の原因

  • 排便時のいきみ:便秘や下痢による頻繁ないきみが肛門周辺の静脈を圧迫し、痔核を引き起こす原因となります。
  • 長時間の座位:長時間座りっぱなしの生活や仕事(オフィスワーク、ドライバーなど)は、肛門周囲の血流を悪化させ、痔核を発生させるリスクを高めます。
  • 妊娠と出産:妊娠中や分娩時の腹圧増加により、肛門周辺の血管が圧迫されて痔核が発生することがあります。
  • 肥満:体重が増加すると腹部への圧力が高まり、肛門周囲の血流が悪化することがあります。
  • 遺伝的要因:家族に痔核の経験者がいる場合、発症リスクが高まる可能性があります。

痔核の症状

  • 内痔核の症状
  • 出血:排便時に鮮血が便やトイレットペーパーに付着します。
  • 脱出:進行すると痔核が肛門外に脱出し、手で押し戻す必要がある場合もあります。
  • 痛み:通常、痛みは少ないですが、脱出した痔核が締め付けられると痛みが生じます。
  • 外痔核の症状
  • 痛み:特に血栓が形成されると強い痛みを伴います。
  • 腫れ:肛門周辺が腫れて触れることがあります。
  • 不快感:肛門周辺に異物感やかゆみを感じることがあります。

痔核の予防

  • 便秘と下痢の予防:食物繊維を多く含む食事を摂り、水分を十分に補給し、便を柔らかく保つことが重要です。
  • 適度な運動:ウォーキングや軽い運動を日常生活に取り入れることで、血流を促進し、肛門周辺の負担を軽減します。
  • 排便習慣の改善:長時間トイレに座り続けることを避け、便意を感じたらすぐに排便するよう心がけましょう。過度ないきみを避けることも重要です。
  • 適切な座り方:長時間座る場合は、クッションを使用するなどして肛門周囲の圧力を軽減しましょう。
  • 肛門周辺の清潔保持:トイレットペーパーでの強い拭き取りは避け、入浴時にぬるま湯で優しく洗浄することを心がけましょう。

痔核の治療

  • 保存的治療:軽度の場合は、生活習慣の改善や市販薬(座薬や軟膏)を用いて症状を緩和します。
  • 薬物療法:止血薬、鎮痛薬が使用されます。
  • 非外科的治療:結紮療法や硬化療法で治療します。
  • 外科的治療:痔核切除術やPPH法で治療します。

最近の傾向と今後の動向

近年、痔核の治療には患者の負担を軽減するための低侵襲治療が増加しています。
硬化療法や結紮療法のような非外科的治療が広く普及しており、日帰りで治療を受けられるケースも増えています。
また、予防の観点から、食物繊維やプロバイオティクスの摂取を推奨する動きが注目されています。
今後、腸内環境の改善を通じた痔核の予防や管理に関する研究がさらに進むことが期待されています。

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