診療時間
午前 09:00~12:00
午後 15:00~18:00

第1・3・5土曜日:午前中のみ診療(胃カメラも午前中のみ)
内視鏡検査 平日13時~15時
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

胃・大腸カメラについて詳しく
さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

虚血性腸炎

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虚血性腸炎

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午後 15:00~18:00

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休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

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虚血性腸炎とは

虚血性腸炎は、大腸の血流が一時的または部分的に減少することで発生する炎症性疾患です。
血流の低下により、大腸の壁が傷つき、痛みや出血を引き起こします。
この疾患は主に中高年の女性に多く見られますが、年齢や性別を問わず発症する可能性があります。
一般的に、虚血性腸炎は軽症型と重症型に分けられます。軽症型は自然に回復する場合が多いですが、重症型では腸の壊死や穿孔(穴が開く状態)を引き起こし、緊急手術が必要になることがあります。

さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

虚血性腸炎の原因

  • 血管の狭窄や閉塞:動脈硬化や血栓(血の塊)によって血管が狭くなると、大腸への血流が減少します。
  • 一時的な血流不足:脱水症状、血圧の低下、強い便秘などで一時的に血流が減少することがあります。
  • 腹腔内圧の上昇:激しい咳や排便時の強いいきみが原因で腸内の血流が妨げられることがあります。
  • その他の要因:血流を妨げる外科的手術後や、血液の粘度が上昇する病気も原因となる場合があります。

虚血性腸炎の症状

  • 突発的な腹痛:特に左下腹部に痛みを感じることが多いです。
  • 下血:鮮血が混じった血便が見られることがあります。
  • 吐き気や嘔吐:腸の炎症が進行すると消化器症状が現れる場合があります。
  • 発熱:重症化した場合に見られることがあります。
  • 悪心・嘔吐:炎症が強くなると、消化機能が影響を受けることがあります。

症状は急に現れることが多く、特に腹痛と血便の組み合わせは虚血性腸炎を疑う重要なサインです。

虚血性腸炎の予防

  • 十分な水分補給:脱水状態を防ぐことで血液循環を良好に保ちます。
  • バランスの取れた食事:食物繊維を含む野菜や果物を摂取し、便秘を予防しましょう。
  • 適度な運動:定期的な運動は腸の動きを活発にし、腸の健康を保つのに役立ちます。
  • 便秘の改善:強い便秘は腹腔内圧を上昇させるため、適切な排便習慣を心がけましょう。
  • 血圧や血糖値の管理:高血圧や糖尿病は血管の健康に影響を与えるため、適切な管理が重要です。

虚血性腸炎の治療

  • 軽症の場合:食事を制限し、腸を休めることで自然に回復することが多いです。点滴による水分補給が行われる場合もあります。
  • 中等症の場合:抗生物質を使用して感染や炎症を抑える治療が行われます。また、必要に応じて入院して経過観察を行います。
  • 重症の場合:腸の壊死や穿孔がある場合は緊急手術が必要です。壊死した部分を切除する外科手術が行われます。
  • 再発予防:再発を防ぐために、生活習慣の見直しや血管の健康を保つ治療が行われます。

最近の傾向と今後の動向

虚血性腸炎の診断件数は増加傾向にあります。
これは、加齢に伴う血管の脆弱化や高齢化社会の進展が背景にあると考えられます。
また、内視鏡技術の進歩により、より正確で迅速な診断が可能になっています。
今後は、患者の負担を軽減する低侵襲治療法や、血管の健康を守る新しい治療薬の開発が期待されています。

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