診療時間
午前 09:00~12:00
午後 15:00~18:00

第1・3・5土曜日:午前中のみ診療(胃カメラも午前中のみ)
内視鏡検査 平日13時~15時
休診日 日曜・祝日・第2・4土曜日

胃・大腸カメラについて詳しく
さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

貧血

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貧血とは

貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が通常よりも低くなった状態を指します。
ヘモグロビンは、酸素を全身に運ぶ役割を担っており、不足すると身体が十分な酸素を受け取れなくなり、様々な不調が生じます。
貧血は特に女性に多く見られ、日常生活に影響を与えることがあるため、予防や治療が重要です。

さい内科・消化器内科クリニックは兵庫県三木市にある内科・消化器内科クリニックです。胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡専門医による苦痛の少ない検査を実施。高血圧や糖尿病、生活習慣病まで幅広く診察します。

貧血の原因

  • 鉄分不足:鉄はヘモグロビンを作るために必要な成分です。食事からの鉄分摂取が不足している場合や、出血によって鉄が失われることで貧血が引き起こされることがあります。月経や消化管からの慢性的な出血、妊娠などでも鉄が不足しやすくなります。
  • ビタミンB12や葉酸の不足:ビタミンB12と葉酸は赤血球の生成に必要です。これらの栄養素が不足すると、赤血球の数が減少し、貧血が発生します。特に菜食主義の方や高齢者で不足しやすいです。
  • 慢性疾患:慢性腎臓病やがん、関節リウマチなどの慢性疾患は、貧血を引き起こすことがあります。これらの病気に伴う貧血は「慢性疾患に伴う貧血」と呼ばれ、体内での赤血球の生成が抑制されることが主な原因です。
  • 出血による貧血:怪我や手術による出血、消化管からの出血、女性の場合は月経などが原因で、体内の鉄が失われ、貧血が引き起こされることがあります。
  • 骨髄異常:骨髄は赤血球を生成する役割を担っており、骨髄に異常があると赤血球の生産量が減少します。白血病や再生不良性貧血といった病気では、骨髄の機能が低下し、貧血が進行することがあります。

貧血の症状

  • 疲労感や倦怠感:体に十分な酸素が供給されないため、疲れやすくなり、常に倦怠感を感じることが多いです。
  • 息切れや動悸:酸素が不足しているため、少しの運動でも息切れや動悸を感じやすくなります。特に階段の上り下りなどで症状が顕著に現れることが多いです。
  • めまいや立ちくらみ:脳への酸素供給が不足することで、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。座っている状態から急に立ち上がったときに感じることが多いです。
  • 顔色の悪化:血色が悪くなり、顔や唇、爪の色が白っぽくなることがあります。
  • 冷え性やしびれ:血液循環が悪くなり、手足の冷えやしびれを感じることがあります。特に女性に多く見られます。
  • 集中力の低下や記憶力の低下:脳への酸素が不足するため、集中力が落ちたり、物忘れが多くなることもあります。

貧血の種類

  • 鉄欠乏性貧血:最も一般的な貧血で、鉄分不足が原因です。月経や妊娠、出血性潰瘍などにより、体内の鉄が失われやすくなります。治療には鉄分の補給が有効です。
  • 巨赤芽球性貧血:ビタミンB12や葉酸の不足により、正常な赤血球が生成されなくなることが原因です。葉酸不足やビタミンB12不足に対するサプリメントでの治療が行われます。
  • 再生不良性貧血:骨髄が正常に働かず、赤血球や他の血球が作れなくなる病気です。原因は明確に分からない場合も多く、治療には骨髄移植や免疫抑制療法が用いられます。
  • 溶血性貧血:何らかの原因で赤血球が通常よりも早く破壊されるために起こる貧血です。自己免疫の問題や、遺伝的な要因が関係している場合があります。治療には免疫抑制剤の使用が行われることがあります。
  • 慢性疾患による貧血:慢性疾患に伴い赤血球が減少する貧血です。腎臓病や関節リウマチ、がんなどが原因となりやすく、治療には原因となる病気の管理が重要です。

貧血の予防

  • 定期的な健康診断特に女性や高齢者は定期的な血液検査を受け、貧血の有無や状態を確認することが推奨されます。早期発見が貧血の進行を防ぐために重要です。
  • バランスの取れた食事を心がける:鉄分が豊富な食品(レバー、赤身肉、ほうれん草、ひじきなど)や、ビタミンB12と葉酸を含む食品(卵、乳製品、緑黄色野菜など)を意識的に摂取することが大切です。
  • ビタミンCの摂取:ビタミンCは、鉄の吸収を助ける役割があります。柑橘類やブロッコリーなど、ビタミンCを豊富に含む食品を一緒に摂取することで、鉄分の吸収効率が向上します。
  • アルコールや喫煙の制限:過度なアルコールや喫煙は体に負担をかけるため、貧血予防のためにも節制することが推奨されます。

貧血の治療

  • 鉄分補給:鉄欠乏性貧血の場合、鉄剤の服用が基本的な治療法です。医師の指示に従い、定期的に服用することで貧血が改善されます。
  • ビタミンB12や葉酸の補充:巨赤芽球性貧血の場合、ビタミンB12や葉酸を補うサプリメントや食事が有効です。必要に応じて注射による治療も行われることがあります。
  • 輸血:重度の貧血や再生不良性貧血の場合、輸血が必要になることがあります。これにより体内の赤血球量を一時的に増やし、酸素供給を回復させることができます。
  • 慢性疾患の治療:慢性疾患に伴う貧血は、原因となる病気の治療が重要です。例えば、腎臓病に対する治療や、関節リウマチに対する免疫療法などが行われます。
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